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自費の入れ歯・保険適用の入れ歯の作り直しにかかる費用と期間!

こんにちは。群馬県伊勢崎市にある「すずき歯科医院」です。

入れ歯を持つ人

入れ歯を長い間使用していると合わなくなり、作り直しが必要になる場合があります。入れ歯の作り直しにかかる費用や期間が気になる方も多いのではないでしょうか。作製して間もない入れ歯が合わないため、作り直したいと思う方もいるでしょう。

しかし、保険の入れ歯は半年を経過しないと作り直すことができないという決まりをご存じでしょうか?

今回は、入れ歯が合わなくなる原因や、入れ歯の作り直しにかかる費用と期間を詳しく解説します。保険の入れ歯を作り直すときのルールについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

入れ歯が合わなくなる原因

入れ歯が合わない人

入れ歯が合わなくなる原因は、以下の3つが挙げられます。

  • 歯茎と顎の骨が痩せるため
  • 劣化が進むため
  • お手入れ不足

詳しく解説します。

歯茎と顎の骨が痩せるため

入れ歯は顎の骨によって支えられています。年を重ねたり、骨粗鬆症や糖尿病などの疾患にかかったりすることで、顎の骨が痩せてくることがあります。顎の骨が痩せると歯茎も痩せるため、入れ歯が合わなくなるのです。

作製したときにはぴったりと合っていた入れ歯も、数年使用しているうちに外れやすくなったり隙間ができてガタつくようになったりすることがあるでしょう。不具合が起きて痛みが出ることもあります。

劣化が進むため

入れ歯は、一度作製すれば一生使えるというものではありません。

一般的に、入れ歯は歯科用レジンと呼ばれるプラスチックで作製されるため、使用を続けることで素材の劣化が少しずつ進みます。人工歯の部分は徐々にすり減るため、だんだんと噛み合わせが合わなくなることは避けられません。

入れ歯は乾燥に弱く、乾いたまま保管していると変形します。乾燥や劣化によりヒビが入り、最悪の場合は破損することもあるでしょう。

経年劣化は仕方のないことですが、入れ歯のメンテナンス不足により劣化を早めることがあるので注意が必要です。

お手入れ不足

入れ歯や自分の歯のお手入れ不足により、入れ歯が合わなくなることがあります。

自身の歯が残っている場合は、歯磨きをきちんと行わないと歯周病になり歯茎や顎の骨が痩せる原因となります。入れ歯も自身の歯と同じように、毎日きちんと洗浄を行わないと歯垢が付着して歯石に変化し、簡単には落とせない汚れとなります。

歯石が入れ歯の内側に付着すると、フィットしなくなり噛み合わせが悪くなるでしょう。歯垢や歯石は入れ歯の劣化を早め、変形の原因にもなります。自身の歯のお手入れや入れ歯の洗浄をきちんと行い、清潔に保つことが大切です。

自費の入れ歯の作り直しにかかる費用と期間

自費の入れ歯の作り直しにかかる費用と期間イメージ

自費の入れ歯はオーダーメイドで精密に作製されるため、保険の入れ歯に比べて高額です。いくつかの種類がありますが、選択する入れ歯の種類によっても製作や作り直しにかかる費用は大きく異なります。あくまで目安として参考にしてください。

自費の部分入れ歯の場合

自費の部分入れ歯を作り直す際の費用の目安は15万円~50万円前後で、期間は2か月~3か月程度です。

自費の部分入れ歯には、金属のバネ(クラスプ)見えない工夫がされたノンクラスプデンチャーなどがあります。ノンクラスプデンチャーは金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも使用できる部分入れ歯です。

保険適用の入れ歯に比べて作り直しにかかる期間が長いですが、患者様のお口に合った精密な入れ歯が完成するため完成後の調整は少ないでしょう。

自費の総入れ歯の場合

自費の総入れ歯の作り直しにかかる費用の目安は、20万円~100万円前後です。期間は部分入れ歯と同様に2か月~3か月程度です。部分入れ歯よりも大きくなるため、その分費用は高額になります。

自費の総入れ歯には、マグネットを使用して入れ歯の安定性を高めるマグネットデンチャーや、入れ歯の床の部分を薄い金属で作製することで違和感を最小限に抑えた金属床義歯などがあります。

入れ歯に使用する材料や作製する過程で使用する機器など、すべてが高品質なもので精密に作製されるため、入れ歯の種類によっては100万円近くする場合もあります。完成までは長い期間がかかりますが、保険の入れ歯に比べて完成後の調整は少なく違和感も少ないでしょう。

保険適用の入れ歯の作り直しにかかる費用と期間

医療保険イメージ

保険適用の入れ歯の作り直しにかかる費用と期間は、基本的に前回作製した入れ歯と同等と考えて良いでしょう。保険適用の入れ歯は、歯科用レジンを使用して最低限の工程で作製されます。そのため、完成後に調整を何度か重ねる必要があります。

保険適用の入れ歯も、部分入れ歯と総入れ歯によって費用が異なります。

保険適用の部分入れ歯の場合

保険適用の部分入れ歯の場合は失った歯の本数によって費用が大きく異なり、失った歯の本数が多いほど費用が高くなります。費用の目安は、3割負担の場合で5,000円~1万円前後でしょう。

保険適用の入れ歯の作り直しにかかる期間は歯科医院によって異なりますが、2週間~1カ月程度が目安です。

保険適用の総入れ歯の場合

保険適用の総入れ歯は、部分入れ歯よりも費用が高くなります。費用の目安は、3割負担の場合で8,000円~2万円前後でしょう。

上下どちらか片方の入れ歯を作製する場合と、上下両方の入れ歯を作製する場合でも費用は異なります。部分入れ歯と同様に2週間~1カ月程度かかることが多いです。

保険の入れ歯を作り直すときにはルールがある?

保険の入れ歯を作り直すときのルールイメージ

保険の入れ歯を作り直す場合、入れ歯を作製してから6か月が経過しないと新しい入れ歯を作製できません。国の健康保険法で定められており、一般的に6か月ルールと呼びます。

歯科医院を変更した場合でもこのルールはなくならないので、歯科医院を変えても6か月以内に新しい入れ歯を作製することはできません。また、歯茎が痩せて入れ歯の内側が歯茎に密着しなくなった場合に行う裏打ちという調整も、6か月以上経過していないと行えません。

ただし、6か月ルールには例外があります。以下のような場合は6カ月が経過していなくても新たに入れ歯を作製することが可能です。

  • 抜歯をして歯の本数が変わった
  • 入れ歯が破損した
  • 上(下))の入れ歯を作製し、6カ月以内に下(上)の入れ歯を作製したい
  • 自費の入れ歯を作製する

このような場合は6カ月が経過していなくても新しい入れ歯を作製することができます。紛失した場合は例外にはなりません。

紛失などで6カ月以内に保険の入れ歯を作製したい場合、全額自己負担であれば作製することが可能です。総入れ歯の場合で約4万円前後の費用が必要になるでしょう。

とくに部分入れ歯の場合は小さく紛失しやすいため、外した際はケースに入れて保管するなどなくさない工夫が必要です。

入れ歯の調整は何度でも可能

入れ歯の噛み合わせの調整だけであれば、6カ月以内であっても何度でも可能です。新しい入れ歯を快適に使用するには、何度か調整が必要でしょう。調整の回数には個人差がありますが、3回~6回程度行うことが一般的です。

調整して快適に使用できるようになっても、長いあいだ使用していると噛み合わせが合わなくなることがあります。痛みが出てくることもあるでしょう。

このような場合も、その都度調整してもらうことが可能です。6か月以内であっても安心してください。

合わない入れ歯を使用し続けるとお口の中を傷つける可能性があるため、入れ歯に痛みや不具合が生じた場合は我慢せずに歯科医院に相談しましょう。

まとめ

入れ歯と歯ブラシ

自費の入れ歯と保険の入れ歯、どちらを作り直す場合にも費用と期間がかかります。

保険の入れ歯を作り直すには6か月ルールがあるため、すぐに作り直すことができない場合があることを覚えておきましょう。入れ歯が合わない原因はさまざまありますが、何度か入れ歯の調整することで作り直さなくても快適に使用できる可能性があります。

また、保険の入れ歯を何度調整しても合わないと感じる場合は、自費の入れ歯への作り直しを検討することも1つの方法です。入れ歯が合わなくて作り直しを検討している場合は、一度歯科医院に相談してみましょう。

入れ歯を検討されている方は、群馬県伊勢崎市にある「すずき歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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