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入れ歯の作製期間は?自費の入れ歯の作製に時間がかかる理由も解説!

こんにちは。群馬県伊勢崎市にある「すずき歯科医院」です。

入れ歯を差し出す歯科医師

失った歯を補う治療法のひとつに、入れ歯があります。入れ歯ができるまでどの程度の期間がかかるのか気になる方もいるでしょう。

保険の入れ歯と自費の入れ歯では作製期間に違いはあるのでしょうか。

今回は、保険の入れ歯と自費の入れ歯の作製期間について解説します。入れ歯を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

入れ歯を作製する流れ

入れ歯作製のカウンセリング

入れ歯はどのように作製されるのでしょうか。基本的な流れをご説明します。

1.カウンセリング

入れ歯には保険診療のものだけではなく、自費診療のものもあります。さらに自費の入れ歯にもさまざまな種類があります。「目立ちにくい入れ歯がいい」「できる限り費用を抑えたい」といった要望はそれぞれあることでしょう。

歯科医院によって対応している入れ歯の種類は異なるので、カウンセリングでそれぞれの入れ歯のメリットやデメリットを理解したうえで検討しましょう。

2.検査

口腔内を検査し、虫歯や歯周病の有無を確認します。虫歯や歯周病がみつかった場合は、そちらの治療が優先されます。

3.型取り

トレーを使用して、型取りを行います。

4.噛み合わせの確認

噛む時の顎の動きや噛み合わせの高さを確認し、記録します。

5.仮の入れ歯の作製・調整

型取りや噛み合わせの資料に基づいて仮の入れ歯を作製します。患者さんに仮の入れ歯を装着してもらい、噛み合わせやフィット感、見た目などを確認し、必要に応じて調整を行います。

6.入れ歯が完成

入れ歯が完成したら患者さんに装着してもらい、患者さんのお口に合うように調整します。

7.定期メンテナンス

入れ歯を快適に長期間使い続けるためには、定期メンテナンスが欠かせません。残っている歯や顎の骨の状態、噛み合わせに問題はないか、入れ歯がフィットしているかなどを確認します。

保険の入れ歯と自費の入れ歯で作製期間は異なる?

保険の入れ歯と自費の入れ歯で作製期間は異なるか考える人

入れ歯には保険のものと自費のものがあります。

保険の部分入れ歯の作製期間は2週間〜1か月程度、保険の総入れ歯の作製期間は1か月程度です。その後、しばらくはお口にぴったり合ってしっかり噛めるように調整が必要です。

自費の入れ歯には、ノンクラスプデンチャーや金属床義歯、マグネット義歯、アタッチメント義歯など、さまざまな種類があります。部分入れ歯と総入れ歯、どちらの場合も作製期間は2か月〜3か月程度です。

自費の入れ歯の作製期間が長い理由

自費の入れ歯の作製期間が長いのはなぜか

保険でも自費でも、入れ歯作製の大まかな流れは変わりません。

しかし、作製期間は自費の入れ歯のほうがかかります。それは、保険の入れ歯よりも精密に作製する必要があるためです。保険の入れ歯では食べ物が噛める状態を目指します。

一方、自費の入れ歯の場合は、しっかり噛めるだけでなく、フィット感や見た目にもこだわって作製するため、時間がかかるのです。

また、自費の入れ歯を作製する場合、歯科技工士と歯科医師とで密に連携をとりながら、仕上げていくことで、患者さんにフィットする入れ歯になります。歯科技工士と連携し、細かく調整しながら手間をかけて作製する必要があるため、作製期間が長くなるのです。

入れ歯が完成するまでの間は歯がないの?

入れ歯

「入れ歯ができるまでの間は歯がないの?」と気になる方がいるのではないでしょうか。特に目立つ部分の歯がない状態が続くと見た目が気になる方も少なくないでしょう。場合によっては、抜歯したその日に入れ歯を入れることも可能です。

これは即時義歯といいますが、保険で作製可能です。この時に作製した入れ歯を調整して使い続けることもできますし、歯茎が治癒するのを待って、改めて新しい入れ歯をいれることもあります。

入れ歯を作り直すときの注意点

入れ歯を作り直すときの注意点イメージ

入れ歯が合わなくなった時や入れ歯を紛失した時などは、入れ歯を作り直すことになります。入れ歯を作り直す場合は改めて検査や型取りが必要になるため、すぐに新しい入れ歯が手に入るわけではありません。また、入れ歯の作り直しには費用も必要です。

また、保険の入れ歯を作製してから6か月間は新しい保険の入れ歯を作製できないという国が定めたルールがあります。保険の入れ歯は、短期間で費用を抑えて作製できることが大きなメリットです。

しかし、保険の入れ歯を作り直す場合は、前回の作製から6か月以上経過している必要があるのです。

また、保険の入れ歯を作製して6か月以内に違う歯科医院で作り直すこともできません。患者さんが保険の入れ歯をすでに作製していることを話さなくても、歯科医院ではレセプトを見ればわかるのです。

自費の入れ歯に作り直すのであれば、保険の入れ歯を作製してから6か月以内でも問題はありません。

入れ歯を作り直すタイミングは?

入れ歯を作り直すタイミングを確認

入れ歯は一度作製したら、ずっと使い続けられるわけではありません。患者さんの口腔内の環境や扱い方にもよりますが、プラスチックの入れ歯の寿命は3〜5年程度、金属製の入れ歯の寿命は5年以上です。

また、以下のような状況になった時に入れ歯を作り直すとよいでしょう。

歯が新たに抜けた時

新たに別の歯が抜けると入れ歯が合わなくなり、噛みにくくなります。暫定的に今の入れ歯に歯を足して使えるようにすることがありますが、早めに新しい入れ歯を作製したほうがよういでしょう。

入れ歯を引っかける歯を治療した時

入れ歯は隣の歯にバネを引っかけて固定します。バネを引っかけている歯を治療して形が変わると入れ歯を固定できなくなります。そのため、入れ歯を引っかける歯を治療した場合は作り直したほうがよいのです。

入れ歯で噛めなくなった時

入れ歯を使い続けると、噛む面が徐々にすり減っていきます。すると、噛む力が弱まり、噛み合わせが悪くなる場合があります。また、歯茎を傷つける危険性もあります。そのため、入れ歯でしっかり噛めなくなったら、作り直したほうがよいでしょう。

入れ歯が割れた時

入れ歯はうっかり落としたり、強い力がかかったりすると、割れることがあります。

ヒビが入った場合は、修理をして使用できることもありますが、入れ歯はもろくなっているので、また壊れることもあるでしょう。そのため、入れ歯が割れたときは作り直したほうがよいでしょう。

入れ歯がゆるくなった時

加齢や体重の減少によって歯茎が痩せて入れ歯がゆるくなることもあります。入れ歯がゆるくなると入れ歯がフィットしなくなるため、噛みにくくなるでしょう。しっかり噛めるようにするためには、作り直す必要があります。

まとめ

入れ歯の作製

入れ歯の作製期間は、保険と自費で異なります。保険の入れ歯は2週間〜1か月程度で作製でき、費用も安いです。

一方、自費の入れ歯は歯科技工士と密に連携し、手間をかけて作製する必要があるため、完成まで2か月〜3か月程度かかります。作製期間は長いですが、そのぶん精密な入れ歯を作ることができるのです。しっかりフィットするため噛みやすく、見た目もよいです。

入れ歯は一度作製すれば、ずっと使い続けられるわけではありません。徐々に劣化し、お口の変化によって合わなくなることもあります。

できる限り長期間使い続けられるように定期的にメンテナンスをして、合わなくなったら作り直しを検討しましょう。

自費の入れ歯を検討されている方は、群馬県伊勢崎市にある「すずき歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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